17日（水）は、日本海北部の低気圧からのびるシアーライン（風の収束域）が通過する影響で、中国、四国、近畿や北陸では明け方頃まで、東海、関東甲信では昼頃まで、北日本では一日を通して雨の降る所があり、雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。西日本や東日本では落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。
また、華中から南西諸島に前線がのびる影響で、九州では昼過ぎまでは概ね晴れますが、夕方以降は雲が広がるでしょう。南西諸島は雲が広がりやすく、所により雨が降り雷を伴う所もある見込みです。
さらに、西日本から北日本では大陸から黄砂が飛来する見込みです。所により視程が5キロメートル未満となって交通障害が発生するおそれもあるため、車の運転などする際は視界不良にお気をつけください。

高気圧の縁辺をまわるように暖気が北上しており、きのう15日は新潟県・三条では、32.5度の今年の全国最高気温を観測しましたが、きょう16日も気温が高くなっています。加えて、西～東日本上空には寒気が流入してきますので、あす17日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、所々で積乱雲が発達する見込みです。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。
雷鳴が聞こえた時点で、いつ落雷してもおかしくない状態です。雷鳴が聞こえたら、雨が降っているいないにかかわらず、直ちに屋内の安全な場所に避難してください。「雷鳴はまだ遠い」と考えるのは危険です。

　きのうは新潟県の三条で最高気温が３２・５℃まで上がり、本州では今季初めての真夏日となりました。春の暖かさを通り越して夏の暑さになった所もありましたが、きょうはその暑さを冷ます雷雨がありそうです。
　きょうは上空に寒気を伴った気圧の谷の影響で、日本海側は中国地方や北陸地方を中心に雷雨となるおそれがあります。日差しがあっても、急な天気の変化にご注意ください。予想最高気温は東日本や北日本ではきのうより低くなる所が多いですが、それでもこの時季としては高く、昼間は上着無しで過ごせそうです。
　あすも初夏の暑さが続き、全国的に黄砂が飛来するおそれがあります。