株式会社ウェザーマップ(本社:東京都港区)は、2016年1月22日(金)午前10時より、今シーズンの「さくら開花予想」を発表します。
■ 発表スケジュール
第一回 1月22日(金)九州〜関東・北陸(長野、新潟を除く)
第二回 2月4日(木) 〜新潟・長野・東北南部
第三回 2月18日(木) 〜東北北部
第四回 2月25日(木) 〜北海道
3月3日(木)以降、実況は毎日、予想は毎週(月)(木)に更新
※発表開始日は、3か月で確実に満開になるように決めています。
■ 発表方法
1月22日(金)よりホームページ http://sakura.weathermap.jp/ で発表
▼昨シーズンの振り返り 開発担当 渡辺正太郎(気象予報士)
【東日本・西日本】2014年12月は非常に厳しい寒さとなったが、2015年1月以降は気温が高めの日が続いたため、平年より早く開花した地域が多かった。3月下旬の寒の戻りも弱かったため、平年よりかなり早く満開を迎えた地点もあった。
【北日本】1月以降一貫して気温が高く、寒の戻りも少なかったため、記録的に早い開花・満開となった。5月6日に釧路で開花し、観測史上最も早い桜前線のゴールとなった。
▼予想結果について
◇ 昨シーズン1月23日時点の予想(九州〜関東)
開花日前後2日以内の的中 ⇒ 37地点中29地点
(的中率は約78%、誤差幅平均約1.57日)
◇ 2015年予想結果検証ページ⇒ http://sakura.weathermap.jp/result2015.php
予想平均誤差は前年よりはやや悪化したが、それでも1月の第1回発表や3月半ばの発表で約1.6日、3月頭でも約2.0日と、目標にしている誤差2日程度におさめることが出来た。
ここ数年で見ると気温の変化が比較的緩やかだったこともあり、安定して比較的精度の良い予想が出来たと考えている。
ただ、3月下旬の寒の戻りを過剰に予測してしまい、西日本・東日本の満開を遅めに予想し、北陸以北の予想を早める判断も遅れてしまった。
今年は気温の予測精度を向上できるよう努めたい。
▼2016年シーズンのさくら開花予想に向けて
久しぶりかつ記録的な暖冬に対応するために予想モデルを調整し直した。
具体的には、1986年からの30年のデータを推計に使用し、非常に寒い期間であった1980年代前半のデータの使用をやめた。
——-第一回開花予想は1月22日(金)に発表します——-
全国都道府県の開花・満開予想に加え、以下のようなコンテンツを用意しています。
▽お花見に役立つ「さくら見頃予想グラフ」
▽「さくら開花前線」(開花予想の等期日線図)
▽気象予報士による解説コメント
▽各地の天気、10日先予報
▽過去の予想結果検証ページ
▽開花・満開情報ツイッター( https://twitter.com/wm_sakura )
以上
■ウェザーマップについて
1992年9月設立の民間気象会社(予報業務許可40号)。
主な業務内容は、各種気象情報配信、オリジナル指数、独自予報、TV・ラジオ等での天気予報解説・番組制作サポート業務、気象予報士による講習・講演会等を実施している。
代表取締役 森田正光
〒107-0052
東京都港区赤坂5-4-9 いちご赤坂五丁目ビル6F
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