NHK総合『NHKニュース おはよう日本』(月曜~金曜 午前4時30分~8時13分)にてフラ・ニーニャでお馴染みの加藤祐子が出演しています。番組では気象予報士でお天気キャスターの佐藤公俊さん、橋詰尚子さんと共に3人で天気予報を担当しています。外からの中継なども行っております。
本日はキャスター情報にて恒例となりました、ウェザーマップ広報室特別編第3弾をお送りします。今回は『加藤祐子の天気予報』です。
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【加藤祐子の天気予報】
<出社~準備>
毎日、早朝というより夜中の1:00に起床。大体2:00頃に局に入る。
そして気象キャスター、番組スタッフ全体、出演者打ち合わせを行い番組内容や流れを確認。着替えなどを済ませ、その後天気図とにらめっこ。今日の天気の傾向を見る。
この日は雲一つ無い快晴。眠気も完全に吹き飛び、気持も晴れやかに準備に励む。
準備は主に天気予報のメニュー決め、CGやスーパーなど発注ものの制作、原稿作成。
しかし朝の天気予報は4時30分以降に4回のオンエアがあり、5時には気象庁の発表もあって新しい情報が刻々とやってくるので、朝はまさに時間との戦い。
原稿を覚えつつ、オンエアでミスがないように画面決めの資料にメモを入れ最終チェックを行う。
<午前4時30分 第一回OA>
4時30分からの天気予報は全国の天気、関東の天気、世界の天気と話す内容も多く、出演時間もかなり長い。
つまり準備も大変なわけで、段取りよくこなさないとオンエアに間に合わない。
<午前5時~ 第二回OA準備とOA>
無事1回目のオンエアは終了。5時頃にオンエアを終えると同時に5時発表の天気資料を手に取り即移動。
5時30分頃からの中継に備える。ここも時間があまりないので急ぐ。5時20分に現場に到着。
朝、まだ人もまばら(というよりほとんど無人)なNHK横の通りにて天気を伝える。
以下は中継の現場。
この日は快晴で気持ちよくお送りできそうだったのですが、だからこその別の問題が発生。
それは太陽の光。日の出時刻は過ぎていたのですが、オンエア途中にちょうどビルに隠れていた太陽が、ビルの上から顔を出しそうな気配。
今は日射がきていないのですが、太陽が直接あたると照明の加減や色味が変化するらしく、色々と厄介らしいのです。
しかし中継場所を変える時間もないので、とりあえず陽が出ないことを祈る。
その間、加藤もマイクのチェックと段取りの最終チェックをして、本番に備える。
そして本番。
↓オンエア中。
中継も無事終了。なんとか陽もギリギリ間に合い、中継終了直後に太陽がビル頭から出現。
<午前6時~ 第三回OA準備とOA>
その後気象センターに戻り、次の7時前のオンエアの準備に入る。この日は気温がぐんぐん上がっていて、そんな気象状況に合わせてスーパーや原稿のコメントを変えていく。
<午前7時~ 第四回OA準備打ち合わせとOA>
8時前のオンエアは小郷知子アナウンサーとの掛け合い。小郷さんと打ち合わせをして無事オンエアを終えた。
<出番終了~反省会>
午前8時。加藤はここですべてのオンエアが終了。
番組は8時15分まで続き、番組終了後の反省会も終えて、視聴者の皆さんが通勤通学に出られた午前9時頃、加藤の天気予報の仕事が終了となります。お疲れさまでした。
【加藤祐子より】
「NHKの朝一番早い天気予報を担当しています。毎朝(夜?)1時に起きて頑張ってますので、早起きした時には見てください♪」
<付録>
写真はいつも一緒に天気予報を担当している先輩キャスターの方です。右から(財)日本気象協会所属の気象予報士でお天気キャスターの佐藤公俊さん、真ん中が加藤祐子、左がライフビジネスウェザー所属の気象予報士でお天気キャスターの橋詰尚子さんです。
<おまけ>
以下は『おはよう日本』のマイデスク。
↓机の前にはいつもバイブル。先輩であり尊敬するM氏の著書。
↓机の中にはあふれんばかりの活力源(?)が詰まっていました。
『加藤裕子の天気予報』 おわり