（株）クリアの田地香織です。今回はお天気キャスター講座卒業生のインタビューをお送りします。第一弾はウェザーマップ所属の気象予報士知念有美さんです。
お天気キャスター講座キャリアアップコースはただいま募集中ですので、興味のある方はどうぞお問い合わせください。
知念有美（気象予報士）
（株）ウェザーマップ所属。2007年に（株）クリア主催のお天気キャスター基礎講座を受講し、2008年よりお昼のTBSニュースバード水～金担当。
― お天気キャスターになるまでの経歴を教えて下さい。
大学卒業後、流通・小売業で3年間勤務しました。1年目は店舗で販売の仕事、2年目以降は人事を担当していました。気象予報士になりたいと思ったのは学生の頃でしたが、合格したのは社会人２年目の春です。資格取得から１年経って、お天気キャスターになることができました。
― 今やっているお仕事を教えてください。
『TBSニュースバード』で、水〜金のお昼の天気予報を１日３回担当しています。朝TBSに出勤し、天気図解析や情報チェックを行い、放送内容を考えます。それから、ヘアメイクを済ませて、オンエアに臨みます。
― お天気キャスター講座を受けようと思ったきっかけは？
資格を取ってからしばらく、気象予報士らしいことをせずに過ごしていたので、何か天気に関わることに挑戦したいと考えていたところ、見つけたのがこの『お天気キャスター講座』でした。
『最初の回でいきなりの自己紹介。人前でしゃべるのは慣れていなかったので、最初はそれだけでも緊張しました。左は声を出すトレーニング写真で一番右後ろが私です。右は使った教材の一部。』
― お天気キャスター講座は大変でした？
大変だと感じたことはなかったです。毎回、興味深いテーマが用意されていたので、楽しく受けることができました。
― 今、どんなところが役立っていますか？
原稿の書き方、ネタの作り方、予報の解析の仕方、魅力アップの方法、気象予報士・お天気キャスターについての講義、ＴＢＳお天気部屋とオンエアの見学…全部です!!
実際にキャスター業務を始めて、講義で教わったことすべてが実践に通じることでした。
『一人ひとりとても丁寧に見てくれて、たくさんのダメだしをいただきました。左は天気予報原稿を添削してもらったもの。右の写真はTBS見学の回のときにお会いした憧れの真壁さんとのツーショット写真。』
― 一番楽しかったトレーニングは何ですが？
カメラの前で、天気予報の頭の部分をしゃべる訓練。それぞれが違う観点からその日の天気をみていて、同じ天気でも表現の違いで味が変わってくるのだなあと、それがすごくおもしろかったです。
― 自分でやったトレーニングはありますか？
画面（天気図や衛星画像など）をみながら、とにかくしゃべる練習をしました。また、いろんな人の天気予報をみて、見た目や話し方の研究をしました。
『手にしているのはウェザーマップ編「お天気キャスター虎の巻（社外秘）」です。目から鱗の秘伝の書です!!』
― 自分でもっと改善しないといけないと考えているのはどういうところですか？
改善すべき点はたくさんあります。発声や表現力を中心に、一つずつ上達させていきたいです。
― これからどんな仕事にチャレンジしたいと思っていますか？
今はお昼の天気予報を担当しているので、朝や夜の天気予報もやってみたいです。また、キャスター業務とは別に、サポート業務ができるようになったらいいなと思います。
― どんな人がキャスターに向いていると思いますか？
自分があてはまっているかどうかわかりませんが…
何か個性のある人だと思います。
― 他の受講者の方はどのような活躍をしていますか？
同じくウェザーマップに入って、e-天気.netで活躍している岡村さんは同期で、一緒に頑張った仲間です。
『左の白い服の子が岡村さん。キャスター講座のときのTBS見学のひとコマ。』
― これからキャスター講座を受けたいと思っている方にメッセージを。
私はこのキャスター講座なしにして、今の自分はなかったと思っています。実際に天気予報の現場で活躍している先生方から教わることは、本当に貴重な経験でした。夢に向かって一歩前進できる絶好のチャンスです！目標をしっかり持って、自分らしくがんばってください。
「最後にキャスター講座最終日の打ち上げのときに森田さんに修了証の裏に書いてもらったサインです。これからも初心を忘れず頑張ります!!」
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