(30日、東京駅前で行われた「特別警報」リーフレット配布の様子。森朗、大野治夫が参加)
甚大な被害をもたらす豪雨や暴風、大津波などが予想される場合に気象庁が発表する「特別警報」の運用が、2013年8月30日午前0時から始まりました。
特別警報は、警報の発表基準をはるかに超える現象に対して発表されます。
発表されたら、すでに重大な災害が起こりそうな状況だと認識し、
ただちに命を守る行動をとる必要があります。
いま一度「特別警報」とはどんな情報か、発表されたらどうすればいいかなど、心の準備をしておきましょう。
【参考リンク】
○気象庁|特別警報について
「特別警報」の発表基準、警報・注意報の関係、発表されたら、など詳しく記載があります。
【関連コラム】
○台風15号は特別警報発表の試金石(森田 正光)
30日運用開始から早々に、台風と前線による大雨に警戒が必要な状況となっています。
○「特別警報」で災害は減るのか?(森 朗)
特別警報と警報の違いは? テレビを見ていて発表されたらどうすればいいのか?
など、私たちが取るべき対応について、気象庁にメールで質問しました。
○「特別警報」新設へ 頻発する甚大な災害に対応できるか(前編)(片平 敦)
○「特別警報」新設へ 頻発する甚大な災害に対応できるか(後編)(〃)
前編では、特別警報の詳細な解説を中心に解説。
後編では、特別警報の懸念される課題や問題点を取り上げ、考察しています。