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2022年 第五回「さくら開花予想」ウェザーマップ発表 〜全国的に平年並みかやや早めの開花 2月末からの暖かさがカギに〜


株式会社ウェザーマップ(本社:東京都港区)は、2022年の第五回「さくら開花予想」を発表しました。(九州〜北海道 53地点)

2022年のさくらは、平年並みかやや早めのところが多い見込みです。前回2月10日の予想と比べて、関東から西を中心に3日程度早くなっています。2月末から3月頭にかけて暖かくなる予想に大きく変わったためです。

第五回【開花予想日】

東京:3月22日頃、名古屋:3月23日頃、大阪:3月25日頃、宮崎:3月19日頃、高知・福岡:3月20日頃、長崎・熊本:3月21日頃

■ 発表方法

ホームページ https://sakura.weathermap.jp/ にて発表

◎高解像度の「さくら開花前線」をご希望の際は、上記の「さくら開花予想」ホームページよりダウンロードできます。

桜と菜の花
桜と菜の花(東京都立川市・国営昭和記念公園 撮影:高橋和也)

■ 解説

今年のさくら開花は、平年並みかやや早めのところが多い見込みです。前回2月10日の予想と比べて、関東から西を中心に3日程度早くなっています。

2月末から3月頭にかけて暖かくなる予想に大きく変わったためです。

 今年の冬は、11月から12月前半まではなかなか寒気が流れ込みませんでしたが、12月後半と1月は寒くなっています。このため、休眠打破はほぼ平年並みと考えられます。

 この先3月にかけての気温は、平年並みかやや高めと予想されます。休眠打破も花芽の成長に必要な気温も、どちらも平年並みに近いとみられるため、開花も平年並みかやや早めとなりそうです。北海道は気温が高い予想で、早い開花が見込まれます。(気象予報士・渡邊正太郎

※今シーズンから平年値が新しいものに更新され、昨年までのものよりも2日程度早くなっている所が多くなっています。


 ◎ウェザーマップの開花予想手法 〜1万通りのシミュレーション、「開花確率」を利用

さくらの開花予想は、気温の予測精度に大きく左右されます。そこでウェザーマップでは以下のような手法で予想します。

  1. 今後の気温を気象庁数値予報などをベースに独自予測
  2. 予測された気温データをもとに、約1万通りの開花日をシミュレーション(=開花確率)
  3. 1万通りの開花日の平均を「開花予想日」として発表
(桜の開花・満開確率の表示例)

この手法が、過去の例を見て最も誤差が少なくなると考えています。
また、シミュレーション結果を「開花確率」グラフとして掲載。 従来の「開花予想日」のみでなく、幅を持った情報として提供しています。


◎ 英語版、中国語版も更新中

「さくら開花予想」のWebサイトは、外国人の皆さまにもご利用いただきやすいよう、英語版と中国語版(繁体字/簡体字)もオープンしています(スマートフォン対応)。

■ 2022年 発表スケジュール

実況は毎日更新、予想は3月3日(木)以降毎週月・木に更新します。

以上

■ ウェザーマップについて

1992年9月設立の民間気象会社(予報業務許可40号)。主な業務内容は、気象予報及び付随する業務、放送局や講演等への気象予報士提供、気象データ、気象コンテンツの提供及び配信、気象予報士資格取得スクール運営等。
代表取締役社長 森朗
東京都港区赤坂5-4-7 The Hexagon 5F


<本件に関するお問い合わせ>

株式会社ウェザーマップ
お問い合わせフォームよりお送り下さい


プレスリリースPDFファイルはこちら

渡辺正太郎
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