NEWS

ニュース
  1. HOME
  2. ニュース
  3. お知らせ
  4. 2023年 第五回「さくら開花予想」ウェザーマップ発表 〜平年より早い開花に 3月の気温はかなり高い状態が続く予想〜

2023年 第五回「さくら開花予想」ウェザーマップ発表 〜平年より早い開花に 3月の気温はかなり高い状態が続く予想〜


株式会社ウェザーマップ(本社:東京都港区)は、2023年の第五回「さくら開花予想」を発表しました。(九州〜北海道 53地点)

 今年のさくらは、平年より早いところが多くなりそうです。
 前回16日発表の予想よりも、東北や北陸を中心に数日早くなっています。3月の気温がかなり高い状態が長く続く見込みとなったためです。

第五回【開花予想日】

東京:3月17日頃、名古屋:3月19日頃、大阪:3月22日頃、福岡:3月16日頃

■ 発表方法

ホームページ https://sakura.weathermap.jp/ にて発表

◎高解像度の「さくら開花前線」画像をご希望の際は、上記の「さくら開花予想」ホームページよりダウンロードできます。

仙台管区気象台のソメイヨシノ標本木(2019年4月9日 撮影:小杉 浩史気象予報士)
仙台管区気象台のソメイヨシノ標本木(2019年4月9日 撮影:小杉 浩史気象予報士)

■ 解説

 

 今年のさくらは、平年より早いところが多くなりそうです。
 前回16日発表の予想よりも、東北や北陸を中心に数日早くなっています。3月の気温がかなり高い状態が長く続く見込みとなったためです。

 今年の冬は、強い寒気が流れ込むこともありましたが長続きはしなかったため、特に寒い冬というわけではありません。また11月が高温だったこともあり、休眠打破はやや弱いところが多いと考えられます。
 2月も冬型が続かず気温が高めですが、この先も高めの傾向が続き、3月に入るころからはさらに高温となる見込みです。この傾向は東日本や北日本で顕著です。このため、さくらの開花は平年より早いところが多く、10日ほど早い地域もありそうです。
 そのあと4月も気温が高い日が多くなる予想で、北海道も平年よりかなり早くなりそうです。

(気象予報士・渡邊正太郎


 ◎ウェザーマップの開花予想手法 〜1万通りのシミュレーション、「開花確率」を利用

さくらの開花予想は、気温の予測精度に大きく左右されます。そこでウェザーマップでは以下のような手法で予想します。

  1. 今後の気温を気象庁数値予報などをベースに独自予測
  2. 予測された気温データをもとに、約1万通りの開花日をシミュレーション(=開花確率)
  3. 1万通りの開花日の平均を「開花予想日」として発表
(桜の開花・満開確率の表示例)

この手法が、過去の例を見て最も誤差が少なくなると考えています。
また、シミュレーション結果を「開花確率」グラフとして掲載。 従来の「開花予想日」のみでなく、幅を持った情報として提供しています。


◎ 英語版、中国語版も同時公開

毎年、1月下旬から発表している「さくら開花予想」のWebサイトは、外国人の皆さまにもご利用いただきやすいよう、英語版と中国語版(繁体字/簡体字)もオープンしています(スマートフォン対応)。

■ 2023年 発表スケジュール

  • 第一回 : 1月26日(木)
  • 第二回 : 2月2日(木)
  • 第三回 : 2月9日(木)
  • 第四回 : 2月16日(木)
  • 第五回 : 2月23日(木)

実況は毎日更新、予想は3月2日(木)以降毎週月・木に更新します。

以上

■ ウェザーマップについて

1992年9月設立の民間気象会社(予報業務許可40号)。主な業務内容は、気象予報及び付随する業務、放送局や講演等への気象予報士提供、気象データ、気象コンテンツの提供及び配信、気象予報士資格取得スクール運営等。
代表取締役社長 森朗
東京都港区赤坂5-4-7 The Hexagon 5F


<本件に関するお問い合わせ>

株式会社ウェザーマップ
お問い合わせフォームよりお送り下さい


渡辺正太郎
ニュース一覧へ
  1. HOME
  2. ニュース
  3. お知らせ
  4. 2023年 第五回「さくら開花予想」ウェザーマップ発表 〜平年より早い開花に 3月の気温はかなり高い状態が続く予想〜