
株式会社ウェザーマップ(本社:東京都港区)は、2025年の第一回「さくら開花予想」を発表しました。(九州〜北海道 53地点)
2025年のさくらは、関東から西では平年並みかやや早め、北日本では早くなりそうです。全国トップ開花は高知と福岡の3月18日頃の予想です。
第一回【開花予想日】
東京:3月22日頃、名古屋:3月23日頃、大阪:3月24日頃、
高知・福岡:3月18日頃
■ 発表方法
ホームページ https://sakura.weathermap.jp/ にて発表

◎高解像度の「さくら開花前線」画像をご希望の際は、上記の「さくら開花予想」ホームページよりダウンロードできます。
■ 解説
2025年のさくらは、関東から西では平年並みかやや早め、北日本では早くなりそうです。
今年の冬は、12月から1月前半にかけて寒気の流れ込みが多く、気温は平年並みかやや低めの近年としては寒い冬となりました。このため、休眠打破は平年並みで近年としては強めとみられます。
1月後半は暖かい日が続いていますが、2月は西日本を中心にやや低くなる所もありそうです。
一方、3月は再び気温が高めの予想となっています。このため、関東から西の地域では極端に早い開花とはならず、平年並みかやや早めの開花となるところが多くなりそうです。
東北北部から北海道は、1月以降の気温の高さがそのまま早い開花につながるため、特に北海道で早くなるとみられ、平年より1週間ほど早い予想となっています。
(気象予報士・渡邊正太郎)
◎ 開花予想のご利用について
「さくら開花予想」サイトに掲載の「さくら開花前線」画像や予想日は、
・ウェザーマップからの発表・提供であること
・いつ時点の発表内容か(日付)
をご記載のうえ、テレビ・ラジオ等の放送や新聞・雑誌・インターネットニュースでの記事にご利用いただくことができます。
◎ウェザーマップの開花予想手法 〜1万通りのシミュレーション、「開花確率」を利用
さくらの開花予想は、気温の予測精度に大きく左右されます。そこでウェザーマップでは以下のような手法で予想します。
- 今後の気温を気象庁数値予報などをベースに独自予測
- 予測された気温データをもとに、約1万通りの開花日をシミュレーション(=開花確率)
- 1万通りの開花日の平均を「開花予想日」として発表

この手法が、過去の例を見て最も誤差が少なくなると考えています。
また、シミュレーション結果を「開花確率」グラフとして掲載。 従来の「開花予想日」のみでなく、幅を持った情報として提供しています。

◎ 英語版、中国語版も同時公開
「さくら開花予想」のWebサイトは、外国人の皆さまにもご利用いただきやすいよう、英語版と中国語版(繁體/簡体)もオープンしています(スマートフォン対応)。
- English:「Cherry blossom Forecast」
- 中文(繁體):「櫻花花況預測」
- 中文(簡体):「樱花花开预测」
■ 2025年 発表スケジュール
- 第1回 : 1月23日(木)
- 第2回 : 1月30日(木)
- 第3回 : 2月6日(木)
- 第4回 : 2月13日(木)
- 第5回 : 2月20日(木)
- 第6回 : 2月27日(木)
※実況は毎日更新、予想は3月3日(月)以降毎週月・木に更新します。
以上
■ ウェザーマップについて
1992年9月設立の民間気象会社(予報業務許可40号)。株式会社IMAGICA GROUPの子会社。主な業務内容は、気象予報及び付随する業務、放送局や講演等への気象予報士提供、気象データ、気象コンテンツの提供及び配信、気象予報士資格取得スクール運営等。
代表取締役社長 森朗
〒107-0052 東京都港区赤坂5-4-7 The Hexagon 5F
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社ウェザーマップ
お問い合わせフォームよりお送り下さい